東京23区でバイクの置き場(月極・保管場所)を探す
都内では「バイクを置く場所がないから買えない」「引っ越したら置き場がなくなった」という悩みがよく聞かれます。このページでは、23区で自宅や職場の近くにバイクの置き場を確保する方法を、公営・民間・ガレージの順に整理します。区ごとの状況は23区の一覧から確認できます。
置き場の4つの選択肢
1. 区立駐輪場・区立駐車場の定期利用
区が設置した駐輪場や駐車場を、月単位・年単位で契約する方法です。受け入れは原付や125cc以下が中心で、126cc以上を定期利用で受け入れている施設は一部の区に限られます。区民以外は料金が異なったり、住所によっては登録できなかったりする場合があります。
2. 民間の月極バイク駐車場
駐車場サービスやバイク駐車場の運営会社が貸している月極の区画です。排気量の制限がない区画も多く、オンラインで契約できるサービスもあります。屋外の平置きが多いため、雨や盗難への対策は自分で考える必要があります。
3. バイクガレージ・バイク用トランクルーム
シャッター付きのガレージや、バイク用のトランクルーム・コンテナを借りる方法です。雨・ホコリ・盗難に強い一方、料金は屋外の月極より高くなりやすく、大型バイクや高価なバイク向きです。
4. 自宅(マンション・アパート)のバイク置き場
建物にバイク置き場があれば最も便利です。多くの区で、ワンルームマンションや一定規模の集合住宅に原付・自動二輪の駐車場の設置を義務づけたり求めたりする条例・要綱があり、引っ越し先を選ぶときは「バイク置き場あり」の物件を条件にするのも有効です。ただし原付のみ可・空き待ちの物件もあるため、契約前に管理会社へ確認してください。
排気量で選択肢が大きく変わる
- 125cc以下(原付・原付二種): 区立駐輪場で受け入れている区が多く、公営の定期利用が最初の候補になります。2025年4月に始まった「新基準原付」も、多くの区で受け入れが進んでいます。原付二種(51〜125cc)は施設によって受け入れていないことがあるので、排気量の条件を確認してください。
- 126cc以上(軽二輪・小型二輪): 公営の定期利用の枠は一部の区にしかなく、台数も限られます。民間の月極か、バイクガレージが現実的な選択肢です。
詳しくは排気量別のガイドへ: 原付二種(125cc)の置き場・250cc・400cc・大型バイクの置き場
公営の定期利用を使うときの注意点
- 登録条件は区によって違います。たとえば墨田区の125cc以下の駐輪場は年間契約のみで、車庫代わりの利用を防ぐため、駐車場から半径800m以内に住んでいる人は登録できません。
- 人気のある施設は空きが出にくい傾向があります。品川区では定期利用がおおむね7割の稼働、板橋区では自動二輪の定期枠が満車に近いとされています。
- 受け入れ車両(原付のみ・125ccまで・排気量制限なし)や料金は施設ごとに異なります。区の公式サイトで最新の情報を確認してください。
23区の公営の定期利用の状況
区名を選ぶと、区立施設の台数や制度、民間の月極の探し方をまとめたページに移動します。
民間の月極を探す
民間の月極バイク駐車場は、駐車場の検索サービスでまとめて探せます。区ごとのページに、区役所周辺から探せるリンクを用意しています。
屋根付きで保管したいなら: バイクガレージ・コンテナ
民間の月極バイク駐車場は屋外の平置きが多く、雨ざらしになりやすいのが難点です。カバーをかけても、盗難やいたずらが心配な人もいるでしょう。シャッター付きのバイクガレージやバイク用のトランクルーム・コンテナなら、雨とホコリを防げて、鍵のかかる空間に保管できます。
料金は屋外の月極より高くなりやすいため、大型バイクや高価なバイク、長く大切に乗りたいバイクで検討する価値があります。契約前に、出し入れのしやすさ(段差・通路の幅)と、営業時間の制限がないかも確認してください。
置き場代も含めた維持費を確認する
月極の料金は、年間の維持費の中でも大きな割合を占めます。税金・保険・車検と合わせた年間の費用はバイク維持費シミュレーターで計算できます。出先で停める時間貸しの駐車場は地図から探せます。
出典: 一般社団法人日本自動車工業会「東京23区の二輪車駐車対策 ヒアリングレポート」(2026年3月発行、各区へのヒアリングは2025年5〜8月)をもとに、当サイトが要約しました。
施設の台数・料金・受け入れ車両・空き状況は変わることがあります。契約の前に、各区の公式サイトや施設の管理者に最新の情報を確認してください。